Galerie Floraison

10年前に、ファッションデザイナーからアーティストへと転身、様々なアート表現をしていきながら10年という歳月を重ね、色々な物が削ぎ落とされ、ひとつのスタイルとテクニックが誕生しました。それがキメコミアートです。

日本の工芸要素含みつつ、伝統に囚われ過ぎない新しいポップアートです。

社会問題となっている現在の薄利多売の世界と過剰包装、そしてファストデリバリーのファッション大国日本の中で感じる様々な問題にも着目し、作品は廃材の発泡スチロール、古着の生地、また服を作る過程で出るサンプル用の生地などを主に使用しています。身近にある服やファッションを普段と違う世界へと生まれ変わらせます。素材の様々な質感や雰囲気のある作品は、日本人としてのアイデンティティを表現しつつ、今の時代と私の生きてきたフィールドとをリンクさせ、作品は日本国内だけでなく昨年はパリのユニクロやバンコクで、古着を使ったワークショップとアートパフォーマンスの展示を行いエコでポップなメッセージを世界へと発信しています。　By Asako Iwamizu

イワミズアサコ氏「キメコミアート」は前回のキメコミから一年を経過いたしました。前年度の開催の後、海外のフランスでの開催や外国船上でのワークショップ有りと制作活動を精力的に展開しております。今回の作品にもその精力的な活動制作の成果が見ごたえのある作品となって帰還いたしました。

どうぞその見ごたえある作品の数々ををご覧頂きたいと思います。ご来廊お待ちしております。