Galerie Floraison

いろんな事に振り回されながらの毎日、そういう合間にチョコレートがちょうどいい。

チョコレートを毎日食べる、好きだから食べていたのだろうけど、今は食べずには始まらない。
私にとって制作は日常を切り取る作業。

それはチョコレートを食べるような事。
自分でも忘れっぽいなと思う反面、過ぎた時間に関係なく残る 強烈に忘れないこともあるのです、断片的ではあるけれど。
吸い込んだ空気と積み重なった記憶が一緒になって ずーっと溜まっていくような感覚。
またそうして溜まったものは必ずしもいいものばかりではなく、その周辺にある面白かったであろう事をなんだかんだ探しだそうとし、それでちょっと笑ったりして、いい意味でそういうものも やり過ごすことができている。

頭の中に残された もはやウソかホントかとも思える記憶、
それでも探し当てたそのおもしろい事が残れば 気分はいいのです。
自分で溜め込んだ日々の空気、思いや湿度が絡んで残されている風景、それって なかなかいい景色なのです。