安部 正夫

あべ まさお

1943年8月 新潟県長岡市生まれ

1961年    長岡工業高校染色科卒業

1967年    桑沢デザイン研究所インダストリアルデザイン科卒業

 

北海道、沖縄を始めアジア各国を放浪後、小笠原村母島にて定住。
1983年より鉛筆一本で、小笠原の絵を描き始める。

本州から1000km離れた母島の原生林や海岸で、亜熱帯特有の原色が重なり合う風景に魅了され、見たことのない動物や植物の息づかいに包まれながら自然の摂理に従って生きていることの悦びを感じる日々を送る。

そして、いつの頃からか、作者を引きつける様々な情景を描き始めるようになった。

 

モノクロームな世界の中に、この亜熱帯の空気が醸し出す独特の色や音や匂いを感じてもらえればと作者は願う。

 

「トックリヤシもどき」

光の矢の影は涼しいが、痛くて心が焼ける

安部 正夫

鉛筆画  額内寸法  605×437(mm)

 

「ガジュマル」 ねじれて地に垂れ下がる

安部 正夫

鉛筆画 額内寸法 460×350(mm)

 

「妹島」 夜明け前の妹島

安部 正夫

鉛筆画 額内寸法 605×437(mm)