呉 冠中 安部正夫 その他
う がんちゅう・あべ まさお
呉 冠中
1919年 中国江蘇省宜興県に生まれる。(中国東部、長江の河口域であり世界遺産の南京、蘇州が点在する)
20世紀の現代中国絵画の代表画家の一人で中国現代絵画に大きく貢献した。1947年にパリ国立高級美術学校に留学し西洋美術史を学び1950年秋に帰国、その後長い間東洋絵画と西洋絵画と言う二種の芸術表現の異なった美学概念を根強く探求し、油絵の民族化と中国画の現代化という二つの創作理念を地道に実践し、芸術の特色を鮮明に作り上げた。
安部 正夫
1943年 新潟県長岡市に生まれる
1961年 長岡工業高校染色課を卒業後、その後桑沢デザインスクールで学び、1970年代頃より世界中を放浪する。現在は小笠原村母島に定住し、鉛筆での細密画に独自の創作性を模索しつつ小笠原諸島の動植物に目を向けている。