Past Exhibition
髙嶌幸広土面展
∼ 祈り・畏れ・憧れ ∼
会期:2020.9.29 Tue. - 10.4 Sun
時間:火〜土 11:30-18:00/日・祝 11:30-18:00)
10月4日(日)最終日 は16:00 終了です。
(最終日は16:00まで・休廊日はございません。)
コロナ感染防止の影響により開廊時間の変更等がございます。
開廊時間をご確認の上お越しくださいます様宜しくお願いいたします
会場:Galerie Floraison
作家在廊日
9/29(火)11:30~16:30・ 9/30(水)13:00~16:30
10/1(木)13:00~16:30・ 10/2(金)13:00~16:30
10/3(土)13:00~16:30・ 10/4(日)13:00~16:00 最終日
詳細はギャラリーへお問い合わせください。
ギャルリーフロレゾン
TEL 03 ( 6228 ) 6152
*コロナ感染対策として当ギャラリーも空気清浄・ドア開放・消毒液常備等々感染防止に努めております。
ご来廊の皆様におかれましてもマスク着用でお願いいたします。
個展開催にあたって
私のライフワークは「言葉による自己表現」です。
これまで、自分の思いを文章に表し、本として世に出してきました。
文字がなければ、私の自己表現はできなかったというわけです。
文字は、私の人生そのものです。
その文字がさらに、「陶による自己表現」をはじめた私にインスピレーションを与えてくれました。
陶芸を始めてしばらく経ってから、大好きな絵文字や象形文字を眺めていますと、それらが土面となって私の目の前に現れるようになったのです。
土面の原点は、約4000年前の縄文時代の後期から晩期(約3000年前~)にあり、精霊や祖霊を表したと考えられています。
その用途は、呪術師が儀礼や祭祀で用いた仮面だとする説が有力です。縄文の人々は、土面に「祈り」「畏れ」「憧れ」を込めていたのだと思われます。
現代の私たちもまた、自然の脅威や疫病などを前にして、「祈り」「畏れ」るとともに、心配のない豊かな日常に「憧れ」るのです。
私は、そんな思いを土面に込めました。
ご覧いただいたあなたが、私の土面から何らかの刺激を感じていただけたのなら、作者としてこの上ない喜びです。
髙嶌幸広
髙嶌幸広氏 作品
「 レダ 」
―
赤土焼き締め泥彩
19.1 × 15 × 5.5 cm
DM Photo 使用
髙嶌幸広氏 作品
「 カカ 」
―
白土釉彩
19.3 × 15.7 × 4.7 cm
髙嶌幸広氏 作品
「 ノヤ 」
―
赤土焼き締め泥彩
26 × 11 × 5 cm
髙嶌幸広氏 作品
「 ヤオ 」
―
赤土焼き締め泥彩
26 × 19 × 0.6 cm